カブトムシ、オジさんを嗅ぐ

お家柄の差で、好きなひとと結婚できなかったオジさんと、それにまとわりつくカブ(わたくし)の、恋愛に至らない日々

そうあれ

だからって、カブのスネモードは続いていて。

 

ちょっと救われた分、ちょっと緩和されているけど、連絡はしない。

SNSも更新しない…救われてる分だけ、そんなわけにもいかず、ちょっと更新するw

 

まあとにかく!

オジから何か言ってくるのを待ってたりする。

 

一週間も経ってない。オジにしてみれば、今までと何ら変わりはない。

だから、カブのスネに気づく由もない。

 

カブだけが、

あの夜はみんなでお酒飲んだりして盛り上がったんだろうな、とか、あの子ともいっぱい話できたんだろうな、とか、上がりついでに 次のイベントとか決まったりしてさー。で、カブはまた置いてきぼりになるんだー…とか、どんどんモヤモヤが募る。

なんなん、もう。

 

とか言うわがままと愚痴を、フットネイルをしてもらいながら、前の職場で一緒で、今は自宅でネイリストをやっている、カブよりうーんと若い女の子にブチブチ聞いてもらう。

彼女は、一緒に働いてた時から、オジとカブのことを知っているので、笑いながら、でも、わかる〜!って聞いてくれる。

 

誰かが聞いてくれる。

それだけで、カブの溜めているおもいは、かなり軽くなる。

 

まー、どうしようもないことだし、どうせオジはなーんにも分かってないし、カブはカブの毎日を…

と思ってるとこに、

 

来週どっかでやる 車のイベントのリンク貼ったメールが届く。オジから。

 

ヨッシャーッ!!

と思い、素知らぬ顔で、いつも通りの返事を返す。

行こ!行きたいな。

アホぅなカブ。

 

アホでもいいもん。

オジが誘いたいのは、カブであれ。カブだけであれ。いつも。ずっと、だ。