カブトムシ、オジさんを嗅ぐ

お家柄の差で、好きなひとと結婚できなかったオジさんと、それにまとわりつくカブ(わたくし)の、恋愛に至らない日々

プラダの靴なんかいらない

オジがモノを買ってくれた。

小躍りです。いや、阿波踊りだ。

 

 

久々に、古い物のマーケットに遊びに行った。

そこで、カブの車によく似合う、可愛いかわいいバッグを見つけて。

激しく欲しかったんだけど、カブ無職なんで、何でもかんでも欲しい欲しい言ってるわけにもいかないし、まだ来たばっかだし一周して残ってたら買おうかな、でも、出会いって一瞬で、もう二度と会えないかもしれないんだよねー…とか後ろ髪を引かれつつ次に行こう…と思ったら、

「そんじゃー…買いますか!普段お世話になってるし」って、サッと手に持ってお支払いしてくれました。

 

ゆーめー!!

 

オジは、やたらめったらカブを甘やかしたりしない。

んー…違うか?日常甘やかされてんだなぁ。何ってカブに不自由なこと何も起こらないもんな。

カブは色んなことにストレス感じる人間だけど、オジといる時はすごく気持ちが楽で。

そういう事を感じさせないでいてくれるひとは、そこんとこちゃんと気遣ってくれてるひとなんだと思う。

しかも、そうしてる、って思わせないとこがオジのいいところ。

 

けど、モノは与えてくれない。

いやいや、食べさせてもくれるしどこでも連れてってくれるし二人の基地に欲しいものは大体オジが買ってる。

自分が持っててカブに必要なものとかは、惜しげもなくくれたりするし。

 

ってか、そう言うことじゃなく。

無駄に与えない。何でもしてあげる買ってあげるあげる自分いい男優しい人とかいうばら撒き的なことはしない。

誕生日とか記念日…いえ、カブとオジにそんな日はありませぬスミマセン(汗)とか、そういう時だって特に何をしてくれるわけでもない。

 

時々、車仲間とどこかに出かけた時とか、カブが行けないイベントに行ってきた時とかに、小さなお土産やウケ狙いでしかないモノとかで笑わせたりしてくるくらいで(それでもカブはめっちゃめちゃ嬉しいんだけど)欲しいものを欲しい時に…なんて意識はない。

 

そんな人がたまにしてくれるコレ

もーーーねーーー!!

即死よ。キュンキュンよ。

その場で倒れそうになりますが持ち直し、心からありがとっ!て言う。もうどうせニヤニヤしてるから、嬉しい気持ちはダダ漏れだからよしとする。

 

カブ、幸せ♡

こんなことが定期的に当たり前にあるより、普通の毎日に急に訪れる方が、嬉しいが大きい。

しばらくカブは元気でハッピーに生きていられると思います。

 

たぶん。