カブトムシ、オジさんを嗅ぐ

お家柄の差で、好きなひとと結婚できなかったオジさんと、それにまとわりつくカブ(わたくし)の、恋愛に至らない日々

その店ではない

オジさんは 今、しゃぶしゃぶを食べている。

 

FBに写真載せてる。

 

気に入らない。

 

西から 帰って来てるのか、まだあちらにいてのことか。

行ってきます は言ったくせに、ただいまは言わない。

カブは、その立場にはないけども。ふん。

 

オジさんには、気に入りの女の子が 何人もいる。

 

カブが知り合った時、一人、カブより前からつるんでる女の子がいた。

その子とは、どういう知り合いなのか 未だにちゃんと聞いたことがない。

趣味で出会ったのか、夜の遊びの女の子なのか…

 

オジさんは 夜遊びをする。

あの、結婚したかったひと が、オジさんの性の終わりだから、オジさんは 身近な女の子には 一切手を出さない。

いや、相手から迫られれば例外はあるっぽいが、自分は、全ての女の子を性の対象としない。

そういうことは、お金を払ってする んだそうだ。

気持ちの通う関係は、相手のためにも持たないようにしているんだという感じ。

 

それでも、もう何年か、カブが一番近くにいる って思っている。

思いたい。

仕事の休みの日は ほぼ全部カブと居る。

いつのまにか、そういう相手になった。

はじめは、

明日は 空いていますか?

だったのが、今は、

明日 何するんだ?

となっている。

 

敬語から 普通語になったことは 大変な進歩だと思う。

オジさんは、全ての人に かなり長い間敬語を使う。

 

で、前述の女の子は、普通語の圏内だ。

そして、彼女とは 決まった店でしゃぶしゃぶを食べる仲。

 

気に入らない。

 

でも、店が違う。