カブトムシ、オジさんを嗅ぐ

お家柄の差で、好きなひとと結婚できなかったオジさんと、それにまとわりつくカブ(わたくし)の、恋愛に至らない日々

それはもー…それは…

ただ忙しいだけだった

のかは、知らないけど。

 

そう書いた翌日、いつものように連絡が来だす。

 

ホッともするけど、

タイミングと、

https://kabutooji.hatenablog.com/entry/2019/09/02/160316

カブのこと、直接じゃないけど、カブが乗ってる車の後ろ姿の動画とか送ってきた。

嬉しいけど、珍しいなー…とも思う。

 

…あり得ないとは思う。

でも、海岸の砂の中から 一粒の星を見つけるように、このブログが オジに知られてたら…

あり得ないと思うけど。

 

それは、

 

一回きりでやってしまった AV 出演を、

彼氏…ではなく、

父親に見つかってしまったような…

どうにもこうにもにっちもさっにもいかない八方塞がりな感じになる

なぁ…

 

あり得ない!(>人<;)

 

サイレンサー

何かあったんじゃないかと不安になる。

 

あの時は、お父さんが亡くなっていた。

https://kabutooji.hatenablog.com/entry/2019/07/24/125304

別の時は、お母さんが 階段から落ちて怪我をしていた。

 

オジさんは、サイレントな人。

人のことは、特に何も言わず騒ぎ立てず、でも尊重してくれる。

けど、自分のことも 何も言わない。騒がない。

 

一緒に借りた倉庫で、カブが二階で作業して オジは一階で、それぞれにしたい事をしていた。

ガシャーン!って、大きな音がしたけど、その後何も声がないしごそごそしてる感もないので、なんか落としたのかしらん?くらいに思って カブはカブの仕事を続け、切りがついた時 一階に降りて行った。

 

オジは、バイクのボディーに指を挟んだと言って、そこを握って突っ立ってた。

「なんで呼ばないの!?こんなになっても黙ってるなんて!!」

驚き過ぎた。

 

慌てて近所の病院を検索して、二軒行ったけど、休みだったり混んでたりして 結局、自宅近くの整形にかかった。

 

骨折してた ( ̄■ ̄;)

 

骨折してもサイレント…

 

そういう所を好ましいと思っている。

でも、おもう人が 知らないところで痛い思いやしんどい気持ちでいるのは、こちらとしてはいたたまれない。

 

ただ 忙しいだけでありますように。

 

信じるあてもない

オジさんから連絡がこない。

カブからはする。

返事は来る。スタンプが。

 

忙しいんだなあ とは思う。

来いだの間のは

恋だの愛だのは、

こいだのあいだのは

この言葉をひらがなで打って、はじめに出てくる変換がソレってどうなの?と思う。

 

続ける。

来いだの間のは

一度打っても次にもコレってどうなの?と思うが、細かく変換をして続けることにする。

クソバカとは思う。

 

恋だの愛だのは、ここで、

カァーッ!

きぃーっ と打ったら、カァーッ と出るのはどうなの?

 

もうなんか、書きたかったことを見失いそう。

 

キィーッ!ほかにいいか…

…もうどうでもよくなってきそう。

 

他にいい子できたんじゃないの?!

ってなるところだけど、

他にいい子と言うよりは、

カブに飽きてきたかなぁ…くらいは思う。

 

忙しい って、口に出す人は、それは言い訳だと思う。

忙しい って、口に出さない人を責める言葉はないし、カブは それに値しない。

 

オジは、カブのことを おもう時があるのだろうか。

それだけ。

 

 

 

赤い屋根の見える丘へ

約束は守るように 何があっても

教えてくれた声は 遠くへ吸い込まれた

aqua timez 

 

 

 

約束は守るもの何があっても

そう思っている。

 

昔は、約束をいっぱいした。

守れても守れなくても。

もちろん、最初から守れない約束はしない。

でも、守れないことも 仕方がない、という時もあった。

 

どんなに想いがあっても、

ずっと変わらないよ、どこまでも一緒だよ…

なんて言っていても、守られない約束がある。

想いのかたちが変わったり、想いは 何かに奪われてしまったり。

 

そんな思いを何度かして、

もちろん、何度か 誰かにさせて、

 

約束をしない人になった。

 

約束なんて守られない。

必ず、なんてない。

悲しいおもいを するくらいなら、させるくらいなら、

約束なんて いらない。

 

 

 

だから。

お休み決まったら、知らせてね。

 

 

 

 

死に花

今週のお題「理想の老後」

 

映画「死に花」を知っているか?

 

老人ホームで、死ぬまでモテまくって、

最期は、本当に好きな人の棺桶に入り込んで 一緒に燃やされるような、

ファンキーでファイヤーなババアになりたい。

中二か

オジさんは、カブの名前を呼ばない。

 

カブの名前は もちろん “カブ” ではない。

でも、上であれ下であれ、そういう 名前 で呼んで欲しいわけではない。

上なんて、苗字だし。そんなの もともとの姓じゃないし。

 

車仲間の間では、ハンドルネーム っていう呼び名がある。

最初はネットでしか繋がってなかった人たちが、知らない人と繋がるために自分でつけた名前。

オフ会なんかで リアルな知り合いになり、仲を深めていくうちに、本当の名前を知ったりすることもあるし、未だに知らないままの人もたくさんいる。

 

オジさんは、初めて会った時に 怪しい名刺をくれたし、笑

だから名前は知ってるけど。

いまや、住んでるとこも、お母さんも兄ちゃんも知ってる…

 

知ってても、カブは、最初の頃は オジをハンドルネームで呼んでた。

オジも、その頃はそうだったかも…

もう 覚えてもないや。

 

オジが こちらで働いてた頃、そこでできた友達が、オジを苗字で呼んでた。

そりゃーそうだ。直接の知り合いだもん。

二人の共通の友達になったから、三人の間で カブがオジのことをハンドルネームで呼ぶと、日系ブラジル(国籍は日本)の彼は混乱し、それ誰??ってなっちゃうので、カブはオジを苗字で呼ぶようになった。

 

三人で居る時だけそうすればよかったんだけど、その頃は 三人で遊びに行くことも多かったし、その友達が、カブとオジの車仲間とのイベントに来ることもあった。

だから、その場その場で呼び名を変えるのも なんだかややこしいし、

 

車仲間の間で、みんなと同じ呼び名 じゃない呼び方を 自分だけする って、なんか不思議で、ちょっとした特別感もあったのかも。

カブは、オジを、ハンドルネームでは 呼ばなくなった。

 

オジは、いつ カブをハンドルネームで呼んだっけ?名前で呼ばれたことなんかあったっけ?

っていうくらい憶えなく、カブを呼ばない。

 

それって、照れなのか…?

他の人と一緒で、カブを指す必要のある時、オジは、

あのオバさん とか言う。

二人で居る時は、指や顎で指したり、呼ばずに見てきたりする。

 

考えてみたら笑える。

それも、カブがオジを呼ぶように、オジの特別な呼び方だと思おう。

 

言うても、親しくなった女の子みんなにきっとそうだと思う。

ま、二人で居る時、カブがニンマリできればいいさー。