カブトムシ、オジさんを嗅ぐ

お家柄の差で、好きなひとと結婚できなかったオジさんと、それにまとわりつくカブ(わたくし)の、恋愛に至らない日々

今晩はしゃぶしゃぶ

https://kabutooji.hatenablog.com/entry/2019/06/16/213825

 

 

 

フン。

と思ってたら、

 

明日、なにするんだ?

 

と、連絡が来た。

明日も休みか。

 

しばらく連絡してやらんからな

と思ってたのに、当日中にそっちから言ってくるとは。

 

…許そう。

 

それまでに、続きの写メが 何枚も送られてきた。

今日行った 古道具屋とか、そこで買った雑貨とか。カブのムスメへのおみやげ とか。

 

カブが 前から、欲しい って言ってたやつ。買ってくれてた。

 

ご機嫌伺い なんて、する人かいな…

だとしたら、

だいぶアガる。笑

 

明日は、カブの用事に付き合ってくれるそう。

ニコニコしたらいいんだか、プリッとした方が素直なんだか…

 

いつもニコニコしちゃうから、カブは単純。

 

鹿のフンは 要りません

オジさんが、西の方にいる。

本日。

はーあー↘︎

 

用事があって 連絡をした。

用件が済んで、じゃあね!的なスタンプを返したら、珍しく返信が来た。

 

鹿に餌やってる写メ

 

え?何やってんの?コレ、いつの写真?

長ズボン履いてるから、過去のやつかな?意味は?

と思って、

何やってんの?

と返したら、今日休みだから 遊びに来た。と。

 

はーん。

昨日の別れ際、またしばらく仕事?って聞いたら、お、おう…みたいな 曖昧な返事をしたのは、これのせいか。

 

楽しんでください と返した。

 

誰とかな…

って思っちゃうし、なんで知らせるんや とも思う。

カブから連絡した用件は、つつがなく終了に向かったのだから、そのままいつも通りにすれば、カブは知らずに済んだのに。

それを、わざわざ写メ送っちゃうのは、今が楽しくて テンション上がってんのか、そういうカブの気持ちには 全く無頓着なのか。

 

その写メは、人に撮ってもらったもので、それをカブに送ってくるってことは、一度保存をしたということだ。

普段 カブが送りつけてる、カブがオジを撮った写メ、使ったことなんて 車関係のしか見たことない。

どうせ保存もしてないし、欲しいと思ってるもんでもないんでしょ、って思ってる。

 

はあぁ、つまらん嫉妬心もちゃんと起こすし。

 

あの子だな、きっと。

ポケモンGOやりに行ってんだ。

 

https://kabutooji.hatenablog.com/entry/2019/07/01/022213

 

あの子は、どうやらアニメ好き。

ゲームとかグッズとかも、かなりお好きなようだ。

それ関連で 本職の他に副収入も相当あるらしい。

海外は知らないけど、国内は 色んな所に度々旅行に行くみたい。お金あるんね…

 

で、ポケモンGOも好きで、旅行に行くついでか、ポケモン集めに行くついでか、各地で楽しんでいる、と聞く。

オジは、時々、お付き合いで一緒に行く事もあるらしい。

 

けど、今、オジの周辺では ポケモンGO再ブームらしく、みんなと一緒に遊ぶために、一度離れてたソレを、最近また触りだして、カブと一緒に出かけた時でも 各スポットでクルクルしてる。

 

 

 

いいんだけど。

 

あの子、どんな子なんだろ。

オジは、なんであの子といるのかな。

 

…そんなこと言ったら、カブになんて、なんでの理由なんて何にもない。

しょうもない焼きもちやめよ。

 

でも、しばらく連絡してやんないからな。ふん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タガタメ

ここまで、気持ちのままを吐き出すために書いてきた。

なのに、今更 躊躇うこともないではないか、と思うので、

これもいっとくか。

 

 

 

もう ずっと前のこと。

オジさんは、誰かのことについて、気になる発言をした。

その誰か が、誰だったのか、全然覚えてないし、内容がどうだったのかも覚えていない。

でも、言葉だけが カブの中に残っている。

 

思い当たる節は、あの子のこととかかなー?

しかないから、そうだと仮定する。

 

https://kabutooji.hatenablog.com/entry/2019/07/17/222434

 

あの、中国人の女の子。

オジさんの家に遊びに来ては ご飯を作ってくれる。

ご飯たくさん作りすぎるので困る。

 

オジさんは、部屋にゴミを持ち込まない主義だった。

その頃は アパートで一人暮らしをしていて、独身だから ゴミの捨て方も知らないし煩わしいし、だから、管理できなくて散らかるような面倒な事柄は発生しないように徹底していた。

 

それはもう。

徹底!この言葉に尽きる。

コンビニで買ったもののゴミは、コンビニに捨ててくる。

出前は取らない。

食事は外で済ませる。

ゴミ箱を置かない。

空き缶空きペットボトル、コンビニに捨ててくる。

キッチンは使わない。料理しない。

 

引っ越しの時、イソイソと掃除の手伝いをしに行ったカブは、何もなく何の掃除の必要もない無機質な部屋で手持ち無沙汰だったし、管理会社の人は、修繕費を取らなかった。

 

だけど、自分の為にしてくれる誰かの親切や行為を無下にするような性格ではない。

上がり込んで何とか自分に気持ちを向けてくれないかと頑張っているあの子に、冷たくはできなかった。

 

キッチンを使ってご飯を作る…

油はねが残る。水回りが汚れる。

…我慢する。

 

野菜クズや食べ残しができる…

トイレに捨てる。流す。綺麗になる。

 

トイレに捨てる?!

 

これは、女子の心情として猛然と抗議した。

カブが抗議した。

 

けど、オジのポリシーの上、オジの部屋でオジが持て余すものを、どうしようもなくどうにかする手段が それ と言われたら、

…まあ…仕方がない…とすることにした。

 

それもショックだったが、100歩譲るとして。

 

そんな不満がありながら、なぜいいようにされているのか?と思ったカブの気持ちを見越してか、

 

「便利」

 

と言った。

便利

人がしてくれることに対して、便利 なんて。

気持ちのこもった行為に 便利 なんて。

ハッ!として、言葉は出なかった。

 

 

 

これまでの付き合いで、ずっと考えてきて、オジはそんな人ではないと思っている。

人の気持ちのこもった行為を 自分の利益として便利に使うような人ではない。

なら、なぜあの時そう言ったのか。

 

それは、カブに対しての気持ちだったのではないか。

別に、カブに気があるから…なんて都合のいいことを言いたいわけではない。

ただ、この子と付き合っているわけではない。好意を持っているわけでもないよ

ということだけ示したかったのではないか。

事実として、そうではない ということを、はっきりさせておきたかったのでは。

 

僕は、女の人とはお付き合いしない。

 

それは、

誰に対しての明言か…

 

ただ、カブの心には、ちゃんと この言葉は残った。

 

カブのことも、誰かにそう言うのかな。

カブのことは、誰にでも、カブの前で、

お友達です

って言うけどな。

 

そういうことじゃなく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

べき!

オジさんは、カブを手放なさないべきと思う。

 

オジさんが車好きなのは もう病気で。

寝ても覚めても仕事してても、車車車…車ダケ吉である。

 

カブは、こう見えて(見たことない?そりゃそうだ)人見知りだ。

 

人見知りにも色々種類があるのである。

 

オジも、一応人見知り部門にあるらしい。

オジのは まあ、口数は少ないし なかなか本心に迫れないし 知り合ってもずっと敬語だし、分からなくはない。

 

けど、カブは違う。

カブのは、

人見知りだけど他人に人見知りだと知られたくないしいい人だと思われたいし誰にでも好かれたいからそれを全力で隠す人見知り

なのである。

 

万人に好かれたい。出会った人全員にいい人だと思われたい。嫌われるなんて以ての外、嫌われるくらいならそいつを百倍嫌ってやる。

 

だって、自分に自信がないんだもの。なさすぎるんだもの。

自信って、自分を信じる力である。

自分を信じる?何でそんなことができる?

いつもいつも期待外れの自分に、どうしたら そんなものを持つことができる?

 

そう思っているから、それを保つための力になるのは、他人の評価である。

馬鹿馬鹿しいのは重々承知だ。

でも、期待できない自分に 示せるバロメーターがあるとしたら、人にもらった言葉や気持ちの温かい花束ではないか…

 

そんなカブ。

表向き八方美人だから、人からの印象は悪くない。

もともと真面目で慎重なので、約束には敏感だし義理堅い。口約束が苦手である。

例え相手がそのつもりでも、カブは真摯に向き合うのである。

 

そうやって、オジさんが連れて行ってくれるイベントや集まりでも、知り合いがたくさんできた。

 

大体、旧車好きは 年配のおじさまやおじいさまが多い。

一応、カブが女という性であることも、もちろん作用していると思う。

オバさんであれ、おじいさま方には まだ(笑)若い子なのである。

 

で。

人懐っこげなカブは、おじさま方にモテモテ…もとい、モテ くらいである。

 

今日、オジさんは、ずっと欲しかった古い車の交渉を成立させた。

カブは、その車が イベントで知り合った、あのおじさまが持ってるのを知ってた。

ちょっと 二人を繋いだだけだ。

 

前にも 前にも、このコンビで 欲しいものを手に入れた。

 

カブは オジさんにとって、あげまん だと思う。

あげまん の まん って、やっぱ、アノ、まん??

だとしたら、ソノ、まん には当たらない(当たれない)んだけど (-""-;)ナニモナイシ…

 

でも、縁を呼ぶ女神ではあると思う!!

 

やってあげたよ、あなたのために♡

なんていう恩着せがましい女になるつもりはない。

だけど ちょっとくらい、

この人いるといいことあんなー↑

くらいには 思って欲しい。

 

だから、

手放さないべき!

コレ、絶対。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆、ありがとう

恋愛に至らない日々、今日はあーでした、昨日はこうでー…

 

などと言う、好き好き日記 を書きたいわけではない。

 

何故こんな風になったのか、どうしてカブとオジは一緒にいるのか、オジにカブは必要なのか、カブは…

などという、口に出さない限り考えても仕方がない、だからって 口にすることはできない、他人に言っても解らない、わかったように言わないで欲しい、だからって 解って欲しいわけじゃない 触れるな。

 

っていう心を、

でも、どこかに記したくて書いてきた。

 

日々、色んなことを思うけど、事細かな全部を言いたいわけではない。

今までに感じてきたこと、心の動いたこと、根強く残る影、大きすぎた喜び、付きまとう不安…

 

大体のことは書いた。

だから、これからは、失速するばかりだと思う。

 

ペース落ちます。

何か感じたら書きます。

今日深夜に書くかもだし、明日書くかも、だけど。

 

 

 

オジと乗り物

今週のお題「わたしと乗り物」

 

「わたしと乗り物」と言えば、それは まさに、今の愛車である。

 

20年ほど前か、街で偶然見かけた車。

見るたびに心が踊って、どうしてもどうしてもどうしても この車に乗りたくなった。

 

 

 

免許を取って 最初に乗った車は、国産の軽だった。

どういういきさつか 全く覚えていない。

どうせすぐぶつけるし、安くてボロいやつ あてがっとけばいいでしょ、って感じで親が用意してくれたものだろう。

それでも、自分で1円も使わずに乗らせてもらえたのだから、大変ありがたい。

 

初めての車、どんなんだって嬉しかった。乗るのは楽しかったし、当時はまだ 車に夢があった。

 

同級生と、各々が自分の車に乗って 近くの海なんかにドライブして写真を撮った。

カッティングシートでキャラクターのステッカーを作って、ボンネットにデカデカ貼った。

車内はぬいぐるみとカーコロン、デカミラーはリボンでデコってマスコットぶら下げて。

シートカバー、クッション、キャラクターウインカー、スモーク…

…懐かしく、恥ずかしい。笑

 

卒業してすぐに結婚なんかしちゃって、アレが どうなったのかも知らない。

きっと弟が乗ったんだろうな。

結婚してからしばらく、実家にはほとんど帰らなかった。

今みたいに通信事情が発達してたわけじゃないし。

 

夫と その家族は、古い考えの家庭だった。

チャラチャラした高校出の嫁は、その箱の中に キリキリ収められ、友達と会うことも実家に頻繁に帰ることも 望ましくない、とされ、だんだん小さくなっていった。

 

 

 

車事情に戻る。

 

結婚したら、車は、夫が乗っていたものを受け継いだ。

国産の高級車、中グレード。

今まで乗った中で 一番ぶつけた。

あの軽から、高級セダンである。致し方ない。

今の相棒に至るまでの いい練習になってくれた と思おう。

 

子供ができて、ザ・ファミリーカー。

国産 SUV

本当は、すごく乗りたいのがあったんだけど、ベビーカーが乗らず 諦め。

でも、限られた候補から 自分の乗りたいものを選んだ。

 

だから、ここからは カブ名義で。

車は相棒である。

人の名義なんて嫌でござる。

 

10年乗った。

それはそれは、綺麗に乗った。

いつも自分で洗った。自分で拭きあげて、手入れもくまなくして 大切に乗った。

下取りの値はつかないと言われ、車屋のオークションに 出されるところ、たまたま見かけた老紳士に気に入られた。

こんなに綺麗に乗ってたんなら、エンジン載せ替えても乗りたいと思う。ぜひ、譲っていただきたい。

 

自分に、アイツに、もらえた勲章だ。

 

 

 

そして、今の相棒。

なんと、アメ車。

夢であり、憧れで。

呪文のように言い続けて、ある日見かけた中古車屋に、全く乗り気でない夫を引きずって行き、その意外と程度のいい状態を見た夫は、

 

今、これを買う って決めるなら、買ってもいい。またにするなら、もう この車は買わない。

 

色もグレードも装備も何も選べず、でも、この車に乗れるなら!と、飛びついた。

 

それからの蜜月は、語るに及ばない。

兎にも角にも愛しすぎた。

今や、生ける屍となった相棒。

カブの愛の重さ故に、死んでもなお生かされているハニー。

 

愛してるよ。

ボロくても、他人に乗られるくらいなら、下取りや売りになど出さない。

カブが、廃車にする。

 

人に盗られるくらいなら私が殺すわ。

 

 

 

こんな女である。

 

よく、男性のタイプとして、車を取っ替え引っ替えする人は、女も取っ替え引っ替えする、とか言う。

アメ車乗りのタイプは…

欧州車乗りのタイプは…

台数持ちは…?

 

先日、オジさんの仕事の後輩とランチをする機会があった。

カブ(♀)1、オジ含め(♂)3。

彼らは、全員 台数持ちだ。

 

上記のような例えをカブが口にしたら、

「そんなこと言ったら、オジさんは、相当熟女好きですねー」

と言われ、みんなで笑った。

 

国産旧車 台数持ち。

90歳近くの熟女、取っ替え引っ替え…

 

エモい…

通常営業希望

昨日のマボロシは 何だったのでしょう?

今日の閲覧数は、8人です…(°_°)

ま、夢でも見たことに。

 

 

 

台風も来てたし、盆でもあるし。

この休み、会ったのは最初だけ。

 

こういう時、毎日暇 と言ったオジは、何してるんだろう…と、ずっと思っている。

 

だからって、

何してる?とか、言えない。

けど、毎日連絡するわけじゃないから、

「今日何してんだよーーーーうーーー」

って、盆だからって出掛けるわけじゃないカブは、ゴロンゴロンしながら悶える。

 

何も言ってこない日、誰かと会ってんのかな、

何か楽しいことあったかな…

って、ゴロゴロ。

妄想でグダグダ。

 

けど、

本当に暇で本当に退屈してると、どうでもいい写メとか送ってくる。

昨日も今日も。

 

ふ。

ニヤニヤ。