カブトムシ、オジさんを嗅ぐ

お家柄の差で、好きなひとと結婚できなかったオジさんと、それにまとわりつくカブ(わたくし)の、恋愛に至らない日々

じわる

ふふ。ふ。

 

オジから連絡があった。

いつもはわざわざ言ってこないことで。

 

根比べしてるわけじゃないし、そんなこと思ってもみない人だけど ニヤる。

 

あの子と会った時は、いつも知らんぷりしてやる。

そんなこと分かってないオジは、そのままカブが連絡するまでとか、会う約束してる日まで放置する。

カブは、そんなプレイはお好みではない。

 

けどなんか今回は、早いうちに連絡してきたぞ。

カブは、繋げる返事をするタイプ。

誰からでもだけど、連絡来ると 疑問符とか何か返事が必要風なこたえを返す。

別に、いつも返事が欲しいとかわちゃわちゃしたい ってわけじゃないけど、

バッサリ、あそう。とか、ふーん。とかで返すことが出来ないので、相手のリアクションがなくてもいいから 余韻のあるおこたえを、たぶん、そうしてる。

 

そして、オジは、バッサリ…ってわけではない。

もう返事するの面倒とか、忙しいとかの時は、スタンプが返ってくる。

もう理解しているので、その時は、そのまま会話を終わらせる。

 

けど、今回は、スタンプ返ってきたから終了にしたら、しばらくしてまた送ってきた。

ニヤニヤする。

普段淡白なだけあって、こういう時の満足感の高さと言ったら…⤴︎

 

まー、どうせ、相当暇だったんだろう、って想像の範疇だけど、その時に カブ っていうのに満足する。

 

もっと、を求めていない。

カブは、今のまんまの距離感が、ずーーーーーっと続くこと、このままのこと、を望んでいる。

 

変わることは壊すこと。

永遠に壊れない、壊す理由の生まれない 今 がいい。

 

このままで。